2019年シーズンを個人的な目線でざっとですが振り返ってみようと思います
FGO3.0の発売は2018年ですが、発売後のフェスタで2019年GPFinalの権利が付与された関係から2019年シーズンに含まれるものとしてご紹介します
2018年12月14日 ver.FGO3.0 発売
人気エキスパンション、FGOの第3弾が発売されました
花には非常にハイスペックな2ハンドDMG3の玉藻の前が登場
同時に収録されたウルク市民の依頼とのコンボで1ハンドアンタップが可能だったため、ショットキル気味の構築も生まれました
限定構築では、条件は厳しいものの決まれば強力なリセット能力を持つキアラが登場
また、ダ・ヴィンチ&アンデルセンのコンボで初手ハンデスができるFGO花月や、ホームズなど強力な限定構築キャラを主軸としたFGO月単などが活躍しました
2019年2月22日 ver.アイギス1.0 発売
DMMより人気ゲームのアイギスが参戦
未行動状態にする効果を持つキャラを多数持ち、フレデリカやヒバリで活用するアイギス花単や、アルティアやソーマによる移動効果や鬼刃姫やアリスなどによるAP止めが得意なアイギス日単などが登場しました
巡り廻るメタレース
アイギス日単やFGO花月の活躍はあったものの、前年度とあまり変わらない環境の中、安定した戦績を残していたのはやはり輪廻転生デッキでした
その輪廻を狩るデッキ筆頭の月単にウェンディや千一鬼夜行など除去耐性を強化するカードが追加された結果、ついに輪廻転生を打ち果たすに至りました
2019年3月29日 オーガストDX 発売
スリーブ付属カード8枚が登場。
佳奈と同様にダメージを受けた時等に登場が可能なルージェニアや、強力ドローソースである玉藻やダメージレースを優位にしつつ除去も打てる滸などが収録され、オーガスト日単とオーガスト宙単が大幅に強化されました
2019年4月26日 ゆず2.0発売
人気メーカーゆずソフトの第2弾が発売
宙には新たなドローソースである三司あやせが追加され、日には場を空けられる茉子に高いブロッカー及びサポート性能を誇る布良梓が登場しました
限定構築では天女の舞や二コラ、コスト発生羽月でデッキを削りながらウィニー展開が可能なゆず月と、茉子やアリスなど場キャラを増やさずに三条などリカバリーを発動させエビで詰めるゆず日などが登場しました
CR玉藻
早めに引きつつゴミ箱に玉藻が落ちる(12枚積み)という条件はありますが、回り始めると圧倒的なパワーを誇るオーガスト宙単が環境を席捲
パチンコ機に準えてCR玉藻と一部では揶揄されたりもしました
2019年6月28日 アクアプラス1.0発売
2019年を象徴するエキスパンション、旧御三家でもあるアクアプラスが参戦
雪には除去を打った後に場に残るウルゥル&サラァナ、ドローソースの雪菜、汎用除去のパンドラが追加
花にはDP4構築の主軸となるルルティエが、宙には使い勝手の良い4点パンチャーのクオンが追加されました
限定構築には経験値置き場を消費する事で様々な効果を発揮できるダントラデッキが登場
リーダーのフリードや強力な除去耐性を持つグリシェリーナ、厄介な相手キャラを除去できるリゼリエッタやアリシアハート等各数値操作キャラで抜群の安定感を誇りました
また同じくアシストによって各属性のいいとこどりをできるヤマトデッキも登場
雪のウルサラの除去とマロロのロック、月のネコネの特殊召喚、花のルルティエのサポーター、宙のノスリの除去耐性兼ダメージ加速やクオンの移動、日のアトゥイのアグレッシブなどカードパワーの塊のようなデッキとなりました
最強、激突、神と神
アクアプラスが発売してしばらくは完成度の高いダントラデッキが優勢でしたが、ヤマト側もささらやこのみを投入した花ヤマト構築等で抵抗、Pネコネの参入によってヤマトの逆襲が始まり、最終的にはダントラを環境から駆逐するに至りました
2019年8月30日 Ver.とある魔術の禁書目録Ⅲ発売
Lyceeとしては珍しい懐かしのラノベ初アニメ、とあるが発売されました。
アヴァロンの再来であり雪単の方向性を決定付けたアクセラレータが登場
日には実質1ハンドDMG2の移動持ちであるレッサー、茉子を彷彿とさせる働きを見せるフレンダが追加されました
アンタップ効果と1ハンド0:3:2を抱え強固な守りを誇るとある雪単や、AP止めによる相打ちが得意なとある日単など新たな限定構築デッキも登場しました
オシュトルロボ、発進
ゆず日の布良などバトル中に能力を言えるブロッカーに悩まされ、更にバトル中に複数の0宣言でAPを上げるとある日単が環境に登場したため、ヤマト側も対抗するために構築を変化させ、オシュトル(ハク)が投入されるようになりました
2019年10月25日 Ver.ビジュアルアーツ2.0-サガプラネッツedition-発売
金色ラブリッチェがブレイクしたサガプラネッツが参戦
雪には時限式のドロソである理亜が登場
月には大型ながらサイステも除去耐性もある七緒や、特殊召喚能力を内蔵した祈が加入
花にはドロソメタかつ2ハンドDMG3のシルヴィや、AP止めに対する裏目であるショッピングが登場
日には能力でデッキの潤滑油的な役割を果たしつつ自身も2ハンドサイステAP4という破格のスペックを持つ妃玲奈が登場しました
1ハンドDMG3かつイベントサーチも持っている桜や、恵まれたスペックに加えて強力な移動能力を持つ朝比奈晴など、今弾のテーマである混色シリーズSRも強力なラインナップが追加されました
四強時代到来
2019年シーズンを締めくくるサガプラ環境は、コントロールデッキながらビートダウンも可能となった雪単、抜群の安定感を誇るヤマトやとある日、パワーカードが追加され続け環境に帰ってきた日単の4強がしのぎを削り合う状況となりました
リセGP2019 FINAL
四強に加えて、雪単とヤマトの両方に優位な立ち位置を確保した輪廻や雪花の暗躍もあり、更に混沌と化した環境を制したのはmisakieさんのとある日単デッキでした
そんな感じでざっとですが2019年シーズンを振り返ってみました
ここで今年を象徴するカードを5枚程ランキング形式で紹介したいと思います
5位 フリード・アインハルト
アクアプラス発売直後に猛威を振るったダントラデッキを率いるリーダー
最初に5枚見て2枚加えられるため事故率をかなり軽減する事ができ、またダメージを置き場を溜める特性上ミラーでの先行有利が余りにも大きい事が取り沙汰されることもありました
同時期にヤマトが居なければもう少し長く環境を支配できたことでしょう
4位 レッサー
コストパフォーマンスの神
実質1ハンドの為、受けて良し、殴って良し、再登場して尚良しのスーパーカードとして、とある日単とMix日単の戦線を支え続けました
3位 アクセラレータ
雪単を復権させたキャラ、アヴァロンの再来
現在の雪単を象徴する存在であり、雪単というデッキが彼に依存してしまう程の圧倒的パワーを誇ります
2位 桜庭 玉藻
彼女が支配した時代は彼女の機嫌さえ取れれば如何なるデッキも粉砕することができました
1位 ハク
多士済済のヤマトデッキを率いるリーダー
全色デッキに相応しい全ての属性の強みを兼ね備え、また柔軟に構築を変える事ができたため、常に最強デッキの一角としてあり続けました
シングル環境ではまた牙城が崩されていないため、今後のシングル環境における登竜門として立ち塞がってくることでしょう
最後に、今年度の公式大会の戦績集計を貼っておきます
通常構築戦
※1 入賞数に1位を含む
※2 チーム戦の戦績は含まない
シングル戦
※リセフェスタ通常構築戦と同時開催のシングル戦の1敗ライン及び作品別1位は入賞に含まない