では第5回「キャラに役割を持たせる」について説明していきます。
こちらは対面に佐奈の攻撃を防ぐために
アストルフォを出しました。
これで佐奈の攻撃はAP3+マリーのSP3で6になり、アストルフォで防御すると一方ダウンする数値になりました。
そうなると、防御をしないDFキャラの為に手札を2枚消費したことになり、実質手札2枚を損しているのと同じ事になってしまいます。
防御しきれる可能性の薄い状況では、出来るだけDFキャラは出さず、他の行動(AFキャラを出す)に手札を使った方がいいでしょう。
では次の例について説明します。
すると相手はDFに
アカギ、その前のAFに
トールを出してきました。
これに対して同じ列のDFにアストルフォを出したとします。
この場合、攻撃が止まったブレエリのSP2とアストルフォのDP3でトールの攻撃(AP5)が止まることになります。
使った手札は、列の合計だと相手が6枚に対して、こちらは4枚しか消費していません。
止まったAFキャラのSPを利用して相手の攻撃を止める事を縦止めと言い、リセにおける重要な技術の一つです。
上記の場合、ブレエリは対面にアカギを置かせて手札を2枚消費させた上に、SP2でトールの攻撃を止めるのに貢献しており、攻撃が止まっても役割を持っていますが、アカギはSPが0なのでブレエリの攻撃を止めた以上の役割を持っておらず、そこで差が付いています。
SPが高いキャラは基本的に腐りにくい(役割を持ちやすい)です。
Lyceeは、手札を使って場にキャラを出した以上は、上手くキャラを活かしていく(腐らせない、役割を持たせる)のがとても大事です。
実は第1回から第5回まで一貫して同じことを言い続けており、つまるところ
「手札を無駄にしない」
ための行動について述べています。
個人的にLyceeにおける初心者と中級者の差は
「アドバンテージ(手札差)について理解しているか」
だと考えていますので、今までの記事で紹介したような、明かに手札が無駄になる行動をしないようになったら初心者卒業だと思います。
では第5回はこの辺で。